くせ毛の対処法

『縮毛矯正』

１９９０年代中盤頃から、パーマ施術における還元時に、ストレートアイロンを使用する事により、
今までの縮毛対策では得られなかった、ストレートスタイルの施術である。

縮毛矯正では、アイロンによる加熱を還元する時ではなく、酸化直前の乾燥状態で行われていて、
これによって起こる熱変性を利用して、酸化による形状の固定と毛髪内の水素結合の関連付けをさせたものである。

同時に毛髪内に浸透した後、熱により分子量の増す「ヒートプロテイン」の重合の熱を使って起こさせるという画期的な方法により、本来の縮毛をほぼストレートな毛髪にする事ができる。


『縮毛矯正リペア』

ＹＵＫＯ　ＳＹＳＴＥＭというメーカー独自のパーマ液を使用してパーマをかけながら、同時にコラーゲン・ ケラチン ・ シルクプロテインなどのたんぱく質を補充することにより、健康的な毛髪に仕上げる施術である。


『ストレートパーマ』

パーマネントウェーブの技術で扱う化学反応を利用して、ウェーブスタイルをストレートスタイルにする施術である。

パーマネントで作られたウェーブはほぼ取り去る事が出来るが、縮毛のウェーブはその性質上取り去る事は難しいようである。


『ヘアアイロン』

左右のアイロン部分に髪を挟み、熱とプレスの力で毛髪をストレートにセットする物。


『シャンプー』

縮毛の原因の一つに、コルテックスのバランスの崩れがあげられるが、
縮毛用のシャンプーでは、毛髪内部の撥水性のコルテックスと吸水性のコルテックスを５０：５０のバランスに近づけ、整える作用のあるシャンプーもあります。


『ジェル』

一部のサロンや、インターネットなどでは取り扱いのある「縮毛矯正ジェル」
洗い流さないタイプのトリートメントで、髪に艶を出し落ち着かせる作用がある。


『お手入れ方法』（タオルドライ）

髪全体を優しく包み込む様にして、水分を取りタオル等で毛先の方を挟みポンポンと叩きます。
その後、髪全体を優しく拭きます。

※ゴシゴシと擦ったり、揉みこむのは癖毛をひどくするばかりか、髪が痛む原因にもなるので気を付けましょう！


『お手入れ方法』（ドライヤー）

ドライヤーを、髪から１５ｃｍ以上離して左右に振りながら乾かします。
キューティクルを閉じるようにして乾かすと艶が出るため髪の根元から毛先に向けて風を当てます。

毛の流れを考えながら、髪の根元から手櫛を通す様にしてテンション（引っ張る）をかけると、癖がかなり落ち着きます。
この繰り返しで、最後にブラシで仕上げます。

※毛先から根元に向けて風を当ててしまうと、艶のない髪になるので気を付けましょう！




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