妊娠によって骨盤は幅が大きくなり、出産時にもっとも開いた状態(緩んだ状態)になります。
本来ならば、出産後には妊娠前の骨盤の状態に自然に戻るのですが、それがスムーズにいかないケースもあり、産後に骨盤が緩んだままになっていると『冷え性 ・ 肥満 ・ バストダウン ・ O脚』などの症状が出やすくなると言われています。
さらに、出産をすることで骨盤の底にある筋肉が緩んでしまい、エクササイズや体操によって筋肉の緩みを改善しないと、失禁(咳やくしゃみのとき)や腰痛に悩まされることも。
このようなことから出産後のダイエットには、骨盤を元の状態に戻すことや、骨盤周りの筋肉を鍛えることが大切になります。
そのための一つの方法が、自宅でできる【骨盤を矯正する体操】と【腰痛体操】です。
きちんとした正しいやり方をマスターすれば、自然と産後ダイエットも成功するでしょう。
自宅で簡単にできる、ゴムチューブを使った産後の骨盤体操を3種類と、産後の腰痛体操を紹介します!!
《 産後の骨盤体操》・・・まずはゴムチューブを用意しよう!
ホームセンターなどで、27インチ以上の自転車のタイヤのチューブを用意します。
空気穴の金具の部分をカットして輪を切り開き、1本の帯として使用します。
このゴムチューブを骨盤の正しい位置に固定することで、体操中に骨盤が開いてしまうのを防ぎます。
※ゴムチューブの付け方、大切!
1,ゴムチューブの真ん中を大転子(大腿骨の上部にある丸い突起。
足のつけ根付近の出っ張った部分)の位置に当てる。
2,ゴムチューブを後ろに回しておしりで交差させ、斜め上にひっぱりながら、再びゴムチューブを前に持ってくる。
3,ゴムチューブを骨盤のいちばん出っ張った部分に当てながら、前で交差させます。
ゆるまないようにしっかりと結び合わせて。
@骨盤を左右に回す運動・・・ゴムチューブを骨盤に当てて行います。
1,足を肩幅に開き、両手を腰にあてる。
2,上体をまっすぐに起こして、顔は前を向いたまま、腰を大きく回す。
3,左右に10回ずつ行います。
A上半身を前後に倒す運動・・・ゴムチューブを骨盤に当てて行います。
1,足は肩幅に開いた状態で、上体をゆっくりと倒す。
2,次に体を起こし、手を腰に当ててゆっくりと後ろに反らしていく。この前後屈運動を10回行う。
B骨盤を左右に押し込む運動・・・ゴムチューブを骨盤に当てて行います。
1,足を肩幅に開いて立ち、ゴムチューブの下のライン(足の付け根付近)に右手を当て、左手でバランスをとりながら、骨盤を押し込むように、腰をぐっと左方向へ押す。
2,次に手を替えて右方向へ押し出す。左右交互にこれを10回繰り返す。
《 腰痛体操》・・・自宅で簡単にできる腰痛体操です。毎日無理のない範囲で続けましょう!!
【あおむけの姿勢で】
1,床に寝て、腰をねじるように右足を左脚の向こうへ移動させて静止。
2,次に、左足を右足の向こうへ移動。これを5回ずつ、2〜3セット。
3,床に寝て、右ひざを胸に近づけ、両手を抱える。頭は膝を見るようにして、少し静止。
4,左足も同様に。左右5回ずつ、2〜3セット。
【立った姿勢で】
1,壁と平行に立ち、壁に手をあてる。かかとを持ち上げて静止し、元に戻す。これを15回。
2,つま先を持ち上げ、元に戻す。これを15回。
3,壁に平行になるよう立ち、膝を軽く曲げて、伸ばす運動を繰り返す。
勢いをつけず、なるべくゆっくり。これを15回行う。
頑張らなくていい産後ダイエット
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